ファイル毎の時間指定

SmartSignageは設定の「動作」ー「コンテンツの表示時間」で指定された時間毎に表示するコンテンツを切り替えます。
Ver.2.8以降では、ファイル毎に表示時間を指定することができます。決められた形式のファイル名にすることで時間を指定します。
決められた形式ではないファイル名の場合は、設定で指定された時間の表示になります。  

※設定で「動作」ー「コンテンツの表示時間」の「ファイル名に埋め込まれた値を使用する」オプションを有効にしてください。無効の場合はファイル名内の時間指定は無視されます。

ファイル名の形式

ファイル毎に表示時間を指定するためには、拡張子を除く通常のファイル名に続き、@tを付加し、続けて秒数を指定し、最後に拡張子を付けます。
次の形式になります。

<任意の名前>@t<秒|ミリ秒>[ms].<拡張子>

<>内は必須です。 []内は省略可能です。

表示時間は、秒で指定します。小数点は指定できません。1秒未満の数値を設定する場合は、ミリ秒(1/1000秒)で指定し、msを付加します。   例えば、5.5秒としたい場合は、5500msと指定します。

特殊な指定

負の値指定は特殊な意味を持ちます。

  • -2
    動画ファイルの場合、動画を最後まで再生することができます。他のファイルの場合は、「設定」ー「動作」ー「コンテンツの表示時間」で設定された時間になります。

  • -1 、0、または-2以外の負の値
    「動作」ー「コンテンツの表示時間」で設定された時間になります。「設定」ー「動作」ー「コンテンツの表示時間」ー「動画再生は動画の時間を使用する」が有効の場合、動画ファイルは動画を最後まで再生します。

指定例

  1. image.png という画像ファイルの場合  

    • 6秒間表示する場合
      image@t6.png
    • 8.5秒間表示する場合
      image@t8500ms.png
    • 設定で設定された時間に従う場合
      image@t-1.png
  2. video.mp4 という動画ファイルの場合

    • 15秒間表示する場合
      video@t10.mp4
    • 10.8秒間表示する場合
      video@t1800ms.mp4
    • 動画を最後まで再生する場合
      video@t-2.mp4
    • 設定で設定された内容に従う場合
      video@t-1.mp4